2025.10.03

皮膚感作性試験「EpiSensA」受託開始

― 動物実験代替法として、より倫理的かつ科学的な安全性評価を実現 ―

弊社では、新たにOECD試験ガイドライン442D(OECD TG442D)に準拠したin vitro皮膚感作性試験「EpiSensA」の受託を開始いたしました。

本試験は、ヒト由来の3次元培養皮膚モデル「LabCyte」を用いた動物実験代替法であり、従来の評価手法と比較してより科学的かつ倫理的なアプローチで皮膚感作性(アレルギー性)の有無を判定することが可能です。

化粧品原料や医薬部外品原料など、さまざまな試験対象に対応しており、製品開発初期段階におけるリスク評価や安全性確認のスクリーニングとしてご活用いただけます。

                    


【EpiSensA試験の特長】

  • OECD TG442D準拠の信頼性の高い評価法

  • 動物試験と高い一致率を示し、代替法としての妥当性を確保

  • 水溶性・油溶性を問わず、幅広い被験物質に対応可能

  • **実際の皮膚に近い構造を持つ人工皮膚「LabCyte」**を使用

  • 感作成立の初期段階(Key Event 2)を評価可能で、より早期のリスク把握に貢献


【併せて実施可能な試験】

以下のOECDガイドラインに準拠した安全性試験も、併せて実施可能です。

  • 皮膚一次刺激性試験(OECD TG439)

  • 眼粘膜刺激性試験(OECD TG491)

これらを組み合わせることで、被験物質の皮膚・眼への影響を包括的に評価することができます。


弊社では今後も、製品の開発・評価をサポートするため、国際的なガイドラインに準拠した試験体制の整備と受託サービスの充実を図ってまいります。
試験内容やスケジュール、ご依頼に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。